奥深い鍛金作品の世界を一人でも多くの方に知ってもらいたい。
JX金属は、非鉄金属業界のリーディングカンパニーとして
金属を題材に活躍するアーティストの皆様の活動支援を行っています。
本webサイトでは、当社が毎年作成しているカレンダーの中で
掲載した鍛金アーティストの作品や、その他鍛金芸術の振興に向けた
当社の取り組み事例を紹介しています。
本webサイトを通じて、奥深い鍛金作品の世界を
一人でも多くの方に知っていただきたいと考えています。
鍛金技法(METAL HAMMERING)は、金属を金鎚で「打ち」「延べ」「絞り」「接合」等の工程を経て、その後様々な「色上げ」を行い作品を造りあげていく技法です。鍛金の技法の幅は広く長い歴史があります。日本において仏教と共に伝来したその秘技は、口伝により受け継がれ多くの優れた作品が残っています。法隆寺献納宝物の金銅灌頂幡や鵲尾形柄香炉(飛鳥時代)等の仏教文化を担う名品群、さらに戦国時代になると薄板金を打ち絞ることで強度があり軽く造ることが出来ることから、武具にその技法が多く取り入れられました。明治以降になると武具の工人らは、その技法を美術作品の制作に向けるようになりました。西欧においても王侯貴族の儀装や騎士の甲冑等の歴史をもち、受け継がれてきました。また、有名なアメリカの自由の女神も鍛金技法によるものです。
当社は、2020年より、東京藝術大学美術学部工芸科の丸山智巳教授、志村和彦教授にご協力いただき、「METAL HAMMERING WORKS~金鎚で金属に命を吹き込む匠たち」と題し、国内外で活躍する鍛金アーティストの作品を紹介する壁掛けカレンダーを毎年制作しています。同カレンダーは、当社事業所、お取引会社様、および関係市町村へ配布が行われます。個人への配布も行っておりますので、ご興味のある方は、下記のリンクからお問い合わせください。」
<お申込み方法>
・2024年12月13日(金)までにお申し込みください。
・お一人様一部限りとさせていただきます。
・申し込み多数の場合、お申込みいただいてもお届けできない場合がございます。
・本景品を販売することを固く禁止します。
東京藝術大学鍛金研究室に在籍する、特に優れた学業成績を収めた学生1名を毎年表彰するもので、2022年度より毎年開催しています。受賞者には、東京藝術大学の奨学金制度を活用し、当社より表彰金の授与を行います。また、当社カレンダーへの掲載や、ウェブサイトでの作品紹介、本社エントランスや日鉱記念館といった自社施設での作品の展示に加え、SNSを通じたアーティスト情報の発信など、幅広い支援を提供しています。