作品名|天空伝説「雲へ」
W60×D28×H38(cm) 銅 2003年私の鍛金作品の発想の原点には「空気」というものが大きく関わっています。いつも身の回りにありながら、そのものを見ることはできません。しかし「風」という形に変えて私たちに多くのことを示してくれます。銅を使い鍛金という手法で「空気」を包み込み、「風」の表情を形にすることが、私の創造における関心事です。天空伝説「雲へ」は自作の物語に登場するカバの形をした乗物で、長閑な動きで空を飛び回ります。
1950
山口県に生まれる
1974
安宅賞(東京藝術大学卒業制作)
1976
東京藝術大学大学院 美術研究科 鍛金専攻修了
1984
個展「不思議な動物園」(池袋西武百貨店工芸画廊/東京)〜1987
1988
日本金属美術家作品展 ‘88(北京中央美術館・上海美術家画廊/中国)
1992
第9回淡水翁賞 (美術工芸振興佐藤基金)
1993
拡大する鍛金:三井安蘇夫とその後継者達 (栃木県立美術館/栃木)
2004
野口裕史鍛金展「天空伝説・風景」(日本橋三越本店美術画廊/東京)
2009
野口裕史鍛金彫刻展(高島屋美術画廊/東京・大阪)
2019
野口裕史退職記念展 多摩美術大学金属工芸40年(多摩美術大学美術館/東京)
現在
多摩美術大学名誉教授