作品名|白銀角鴟面附白絲縅兜袖銀
W85×D45×H110(cm)この作品は都市鉱山から回収された再生銀を用いて制作をしています。銀とは古来より比類なき美観をもって人々の感情を揺さぶるものでしたが、現代では半導体銀は高電導性という機能により人々の目の届かないチップの中に封入されています。都市という情報の森の中で半導体銀は電流の受け渡しをしながら人々の営みを静かに見続けているように思い、その様がミミズクの姿へと繋がりました。ミミズクの眼差し、柔和な羽の表現、神聖さやおおらかさといったものを損なわぬよう、銀の本来持つ美観をもって都市鉱山の化身として表舞台へ解放しようと制作へ臨みました。
1989
大阪府生まれ
2016
東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻 鍛金分野修了
2017
ART TAIPEI
2019
第22回岡本太郎現代芸術賞展/川崎市岡本太郎現代美術
2020
三越×藝大 夏の芸術祭/日本橋三越
2021
素材転生-Beyond the Material/岐阜県美術館
2022
BIWAKO BIENNALE 2022/二条城・御清所、彦根・有川家
OGEI Next/六本木ヒルズHills café/Space