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2019年度

日鉱記念館「旧久原本部」「塵外堂」改修工事の実施について

 JX金属株式会社(社長:村山誠一)は、日鉱記念館(茨城県日立市)で展示している「旧久原本部」「塵外堂」について、下記のとおり改修工事を実施いたします。

 

 同館は1986年4月、工業都市・日立市発展の原点である日立鉱山と、当社グループの歴史的資料・鉱石・鉱山機械等を展示する施設として、同鉱山の跡地に開館いたしました。

 館内には、創業者の功績、事業の変遷と現況、鉱山における操業や生活に関する数多くの貴重な資料を展示しており、開館以降、大変多くの方々にご来館をいただいております。

 

 工事期間中の営業は通常どおり行いますが、展示物の「旧久原本部」「塵外堂」については、見学はできませんので、ご理解を賜りますよう宜しくお願いいたします。

 

 当社では今後も、日鉱記念館の運営を通じ、取引先や、地域社会をはじめとするステークホルダーの皆さまに、当社の事業をより一層ご理解いただけるよう努めてまいります。

 

 

1.工事概要

 (1)期間:2020年3月~12月末(予定)

 (2)対象:日鉱記念館(展示物)「旧久原本部」「塵外堂」

 (3)内容:経年劣化に対応し、長期保存するための改修工事を実施します。

 

 日鉱記念館についての詳細は、以下に記載の公式ウェブサイトをご参照ください。

 https://www.jx-nmm.com/museum/

 

<参考>

◆旧久原本部の概要

 当社グループの創業の地である日立鉱山開業当時、創業者久原房之助が居住し、幹部たちと労苦をともにした場所です。

公害問題解決のために大煙突の建設を決意したのも、この本部の一室でのことでした。

現在は、茨城県指定文化財 史跡に指定されています。

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(現在の旧久原本部の様子)

 

◆塵外堂の概要

 塵外堂は、大雄院製錬所(現:日立事業所)が建設された名刹「大雄院」跡地の一角に自生し「千年杉」と呼ばれた巨大な杉を用いて建設された持仏堂(仏像を安置する建物)です。もともとは久原の神戸の自邸に建てられていたものですが、1985年の日鉱記念館の開設にあたって久原家から寄贈され、移築されました。

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(現在の塵外堂の様子)

以 上