研究開発

~高機能金属を通して持続可能な社会の発展に貢献するJX金属グループの挑戦~

<研究開発の方針>

蓄積されたコア技術の進化・活用と、外部リソースとの共創を通じ、イノベーションに不断に挑戦する

主なベースメタルの1つである銅、及び各種のレアメタル・貴金属は、その優れた特性から電子機器の進化を支えてきました。当社は資源開発・製錬から電子材料の製造販売、リサイクルに至るグローバルな事業を通じ、時代が要請する素材を100年以上に渡って供給し続けてきた、世界有数の非鉄金属企業グループです。

現在、産業構造の変化や地球規模の環境・エネルギー問題、情報化社会の高度化など大きな変化が起こっております。当社はこれらの変化を支え、SDGsの達成に貢献すべく長期ビジョンを策定、これに基づいて、長年培ってきた技術や知見を活かし、世の中に進化をもたらす製品・技術をいち早く社会に提供できる「技術立脚型企業」を目指して、積極的な研究開発を推進しています。

研究開発に際して、「高純度化」「組成・組織制御」「分離・抽出・精製」などの当社コア技術を組み合わせるとともに、当社グループ企業の技術とのコラボレーションや、大学などの研究機関との共同研究、外部企業とのパートナーシップなど、様々な形での共創を積極的に推進し、新しい市場・価値の創造に取り組んでおります。

当社における研究開発体制は、事業に密着した各事業部の開発部門と、技術開発センターの2本の柱から成り立っています。
技術開発センターは、当社のコーポレートラボの位置づけで、先端素材の開発、資源開発・製錬・リサイクルの次世代技術の研究開発、全社共通の分析技術の開発を担っています。
この開発体制により、日々のお客様からのニーズにお応えするのみならず、来るべき新しい未来社会の一員として、その発展に貢献していきます。

当社コア技術 グループ会社 外部企業/大学・研究機関