イベント・お知らせ

2022年度

日鉱神峰クラブのリニューアルについて

 JX金属株式会社は、このたび日立事業所に近接する福利厚生施設である日鉱神峰クラブ(以下「神峰クラブ」)を全面リニューアルし、10月末より利用を開始しました。

 

 神峰クラブのある日立地区は、1905年の日立鉱山開業をルーツとする当社にとっての「創業の地」です。1981年の日立鉱山の閉山以降も、常に時代の要請に応える事業展開を行い社会の発展に貢献してまいりました。神峰クラブは、1982年の竣工以来おおよそ40年にわたり、従業員間の懇親などを目的に活用され、鉱山時代から続く「一山一家」という言葉にも表される企業文化の醸成や継承に寄与してまいりました。

 当社は現在、日立地区をリサイクルと先端素材の重要拠点として、地域への貢献と事業の発展を目指すこととしています。このような中、神峰クラブを、従前からの従業員間の懇親などの目的を担いつつも、新たな時代に向けて変わりゆく当地区のゲストハウスに相応しい施設とすべく、環境対応なども含めた全面リニューアルを進めてまいりました。

 

 新しい神峰クラブは「JX金属の今と未来を繋ぐ」というコンセプトの下、より多くの社員や来場者が利用しやすい、親しみやすくも洗練された空間となっています。海外からの来客も考慮したおもてなしの場として相応しい内装の特別室の新設や、研修等での利活用を目的とした設備の設置など、幅広い用途に対応できる設計としています。さらには1階を完全バリアフリー化することにより、様々な方が快適に利用できるようにしています。一方で、従前からの鉄筋コンクリートを活用しつつも、照明の省エネ化、建材の高断熱化、廃材の再利用などを推進することで、より環境に優しい設備となっています。

 

 神峰クラブでは今後、当社が取り組む芸術支援の一環として茨城県の芸術家による鍛金作品の展示や、庭園のリニューアルなどの実施を予定しております。リサイクルと先端素材の重要拠点として歩み続ける日立地区を象徴するゲストハウスとして、さらなる進化をしてまいります。

「JX金属の今と未来を繋ぐ」というコンセプトを表現した玄関サイン
「JX金属の今と未来を繋ぐ」というコンセプトを表現した玄関サイン
鉱山の坑道をイメージしたロビーの壁面
鉱山の坑道をイメージしたロビーの壁面
植林活動により緑が復活した日立の山々をイメージした通路
植林活動により緑が復活した日立の山々をイメージした通路
特別室 月虹(げっこう)
特別室 月虹(げっこう)