ニュースリリース

　ＪＸ金属株式会社（社長：村山 誠一、以下「当社」）の子会社であるＪＸ金属製錬株式会社（社長：安田豊、以下「ＪＸ金属製錬」）は、2022年3月よりCopper Markの認証取得手続きを開始しました。

　

　Copper Markは、2019年に国際銅協会（International Copper Association, ICA）^(*)によって設立された、銅産業の「責任ある生産」ならびに国連が提唱するSDGsへの貢献を示す枠組みです。 Copper Markの認証取得にあたっては、環境、人権、コミュニティ、ガバナンスなどに関する基準の適合性について、独立した第三者機関から評価が行われます。また認証取得後も、これらの達成状況に関する評価が3年毎に行われます。

　今般の認証取得手続きは、ＪＸ金属製錬の佐賀関製錬所および日立精銅工場を対象としています。両拠点では、社会の発展に欠かせない当社の先端素材の原料を生産する役割を担うとともに、リサイクル原料配合比率をさらに高めた「ハイブリッド製錬」や、CO2フリー電力の導入などを推進することにより、エネルギー消費の低減や資源の有効活用を図っています。Copper Mark認証取得により、両拠点における「責任ある生産」に関する取組みをさらに進めていきます。

　

　今後も当社グループは、資源、金属製錬、先端素材、リサイクルまでの一貫した事業運営を通して、脱炭素社会の実現、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

　

(*) 国際銅協会（International Copper Association）について
銅の新用途開発を含めた市場開拓、需要促進を目的とするとともに、国連の持続可能な開発目標に積極的な貢献を目指し、世界各国の銅鉱山、製錬会社および銅加工会社が会員となっている世界的組織。本部を米国ワシントンD.C.に構える。

　

以上