ニュースリリース

　ＪＸ金属株式会社（代表取締役社長：林 陽一、以下「当社」）は、2025年度より、新入社員を対象としたオフィスのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進プログラム「Grow & Progress DX」を導入いたしました。

　

　当社グループは、2040年長期ビジョンにおいて、「技術立脚型企業」への転身により、 先端材料のグローバルプレーヤーとして、 社会の発展と革新に貢献することを掲げています。このビジョンを実現し企業価値を向上させるには、固定観念に縛られない柔軟な発想で、具体的な価値創造に向けた変革の取り組みを生み出すことが不可欠です。

　

　こうした背景から導入した「Grow & Progress DX」は、新入社員だからこそ持つ自由な発想を最大限に生かし、現場の課題を発見し、DXを用いて改善するプログラムです。2025年入社の大学卒・大学院卒の総合職社員(合計57名)が、 指導員と協力しながら、自部門の業務改善に取り組みます。トップダウン型の施策だけでは難しい現場目線での効率化を実現するとともに、新入社員同士のコミュニティを活かし、改善・改革の実績を全社的に水平展開することにより、社内の各部門が主体的にDXを取り入れた業務改善を進める風土を育み、継続的な改善活動と更なる生産性向上を目指します。本プログラムは、総合職新入社員全員を対象に毎年実施します。毎年入社初年度に育成を行うことで、全総合職社員をDX人材へと育成します。

　

　本プログラムは、企業価値を高める実践的な取り組みであると同時に、結果として新入社員をDXを活用した企業価値向上の担い手へと成長させることができる、当社独自の取り組みです。課題を発見し解決する力を養い、主体的な提案や発信の経験を通じてコミュニケーション力の向上やリーダーシップの強化にもつなげます。

　

　今後も当社は、DXを始めとする企業価値向上に資する各種施策を積極的に推進し、先端材料のグローバルプレーヤーとして、新たな価値創造への挑戦と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

以　上

「Grow & Progress DX」のワークショップの様子