ニュースリリース
2025年度
2026年2月27日
JX金属株式会社
Rapidus株式会社への出資について
JX金属株式会社(社長:林陽一、以下「当社」)は、Rapidus株式会社(代表取締役社長兼CEO:小池淳義, 以下「Rapidus社」) が実施する最先端ロジック半導体※1量産に向けた大型資金調達に参画し、同社へ出資いたしましたので、お知らせいたします。
Rapidus社は、AIデータセンターやロボティクス、高速通信などの次世代産業に不可欠な最先端ロジック半導体の量産を目指し、研究開発および製造に取り組む企業です。国産最先端ロジック半導体供給を通じて、日本の半導体産業の強靭化および競争力向上に寄与するとともに、世界の産業発展への貢献を目指しています。現在、海外の先端研究機関などとの協業により、最先端技術の実用化と量産体制の整備を進めており、2027年には2nm世代のロジック半導体の量産開始を計画しています。
近年、生成AIの進展をはじめ技術革新が加速する中、半導体には一層の高性能化・低消費電力化が求められ、製造工程の複雑化が進むことで、材料・設計・装置など多様なパートナーとの連携が不可欠となっています。
当社は、従来より、グローバルトップシェア製品である半導体用スパッタリングターゲットなどの各種半導体材料の供給を通じてRapidus社の取り組みを支援してきました。当社は今般の出資を契機に、Rapidus社との連携をさらに深化させ、顧客・サプライヤーの枠を超えた協力体制のもと、半導体製造前工程・後工程※2や端材・廃液などのリサイクル分野における技術力の向上を追求してまいります。また、当社はRapidus社を中心とした新たな半導体エコシステムの形成期において、半導体関係各社との連携を強化し、今後の事業展開に資する新たな知見や機会の獲得を企図しております。技術革新や市場構造の変化を的確に捉えながら、共同開発、サプライチェーン連携、新規事業の芽となるパートナーシップ形成を積極的に推進し、こうした取り組みを通じて当社半導体ビジネスのさらなる拡大と価値創出につながる技術・市場機会の開拓を進めてまいります。
さらに当社は、新設した千歳事務所(北海道千歳市)※3を活用し、現地での情報収集や営業活動を強化することで、当社製品の開発深化・加速を図り、競争力の一層の強化を目指します。
当社は今後も、パートナーとの共創による製品・技術開発に積極的に取り組み、革新的な先端材料の提案・提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以 上
参考
※1 ロジック半導体;サーバー、AI機器、スマートフォン、パソコンなど幅広く搭載され、データ処理、計算、制御を行い、機器の動作を担う半導体の事。CPUやGPUが代表的な例。
※2 半導体製造前工程、後工程;半導体製造プロセスにおいて、前工程はウェハ上に回路を作り込む工程、後工程は作り込んだウェハを個別のチップに切り分け、保護・接続して最終製品に仕上げる工程を指す。
※3 2026年2月27日プレスリリース「組織改正について」をご覧ください。
Rapidus株式会社概要(2026年2月27日現在)
| 会社名 | Rapidus株式会社 |
| 設立 | 2022年8月10日 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町四丁目1番地 |
| 事業内容 | 半導体素子、集積回路等の電子部品の研究、開発、設計、製造及び販売 環境に配慮した省エネルギーの半導体及び半導体製造技術の研究、開発 半導体産業を担う人材の育成・開発 |
| 企業HP | https://www.rapidus.inc/ |
