イベント・お知らせ
2022年度
米国アリゾナ州新工場建設に向けた起工式の実施について
本年3月10日にプレスリリース(※)のとおり、当社は米国における半導体用スパッタリングターゲット事業の強化および新規事業展開のため、同国アリゾナ州メサ市に新工場を建設することとしています。これに関連して現地時間の10月5日、当社の同国現地法人JX Nippon Mining & Metals USA, Inc. (社長:桑原真砂、以下「JXUSA」) は、メサ市の新工場建設予定地で起工式を開催いたしました。式典には行政関係者や同社関係者、現地メディアなど多くの方々が出席しました。
式典でJXUSAの桑原社長は、「JXUSAは最先端の電子材料を提供するメーカーです。メサ市に製造拠点を建設できることが決まり大変誇らしく思っています。今日は、当社がメサ市で築いていくことになる長い歴史の始まりの日です。」という旨の挨拶を行いました。また、式典に出席したアリゾナ州商業公社CEOのサンドラ・ワトソン氏、メサ市長のジョン・ジャイルズ氏、メサ市議会議員のケビン・トンプソン氏から、メサ市に新工場を建設することに対する歓迎と期待の言葉がありました。
JXUSAは米国における半導体用スパッタリングターゲットの下工程を担っており、このたび新たに取得した土地は同社の従来拠点のおよそ6倍となる約26万m2の大きさがあります。半導体産業の集積が進むアリゾナ州において十分な広さの用地を確保することで、同社は今後さらに半導体用スパッタリングターゲットの生産能力を顧客ニーズに応じて機動的に拡大していきます。まずは2024年度以降の稼働開始を目途として生産設備を新設する予定です。また当社は、同地を半導体用スパッタリングターゲットの拠点としてだけでなく、当社の新規事業展開のための用地としても活用し、北米における先端事業分野の中心地としていく考えです。
以 上
(※)2022年3月10日付プレスリリース「米国アリゾナ州における用地取得について―半導体用スパッタリングターゲット事業の強化および新規事業展開に向けて―」