ニュースリリース

2022年度

2022年9月 1日

JX金属株式会社

JX金属グループのリサイクル事業の運営体制の見直しについて

 JX金属株式会社(社長:村山誠一、以下「当社」)は、当社グループのリサイクル事業強化を目的に、当社100%子会社であるJX金属髙商株式会社(社長:齋藤昭夫、以下「JX金属髙商」)の全株式を、同じく当社100%子会社であるJX金属商事株式会社(社長:鈴木章仁、以下「JX金属商事」)へ本年10月1日付で譲渡することといたしました。これによりJX金属髙商はJX金属商事の100%子会社となります。

 

JX金属髙商は、2015年に当社グループの一員となったリサイクル原料の集荷・販売や産業廃棄物の処理を担う会社です。主要拠点である白河工場(福島県)では、プリント基板スクラップをはじめとするリサイクル原料の集荷・選別・破砕・プレスといったリサイクル事業並びに産業廃棄物の処理事業を行っています。

 一方、JX金属商事は、当社グループ内外から様々なリサイクル原料を集荷するとともに、これらリサイクル原料の加工や選別を行うことで付加価値を高め、当社グループ内外へ販売をしています。本邦有数の事業規模を誇る金属リサイクル商社として、今日のJX金属グループのリサイクル事業の発展をけん引しています。

 今般の体制の見直しは、当社グループ全体でのリサイクル原料の増集荷を実現するために、JX金属商事とJX金属髙商のリサイクル事業を一体的に運営することによる集荷営業体制の充実・強化を目指すものです。あわせて、間接部門の効率化と両社の集荷・前処理拠点を一体的に運用することによるコスト競争力の強化を図ります。これらにより、JX金属商事の当社グループのリサイクル事業をけん引する役割はますます大きくなります。

 

 当社グループでは現在、"サステナブルカッパー・ビジョン"(※)のもとで、銅製錬におけるリサイクル原料の配合比率を飛躍的に高める「グリーンハイブリッド製錬」のためのリサイクル原料の増集荷・増処理に取り組んでおります。今後も、これら取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

以 上

 

※"サステナブルカッパー・ビジョン"の詳細は、8月3日付プレスリリース「"サステナブルカッパー・ビジョン"の策定について」をご覧ください。

 

JX金属商事株式会社の概要

名称 JX金属商事株式会社
所在地 東京都新宿区荒木町13-4 住友不動産四谷ビル6F
代表者 鈴木章仁
資本金 390百万円
事業内容 金属リサイクル業、金属加工品・化学品の販売業、その他非鉄金属製品に関わる製造・販売業

 

JX金属髙商株式会社の概要

名称 JX金属髙商株式会社
所在地 東京都中央区日本橋3-2-5 毎日日本橋ビル2F
代表者 齋藤昭夫
資本金 30百万円
事業内容 非鉄金属のリサイクル、産業廃棄物の中間処理および収集運搬

 

(参考)JX金属商事の日本国内リサイクル集荷等拠点について

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