イベント・お知らせ
2024年度
JX金属苫小牧ケミカル株式会社で再生可能エネルギーを創出 -PPAモデルを導入し、CO₂排出量を年間約800トン削減-
JX金属株式会社(社長:林 陽一、以下「当社」)は、CO₂の排出削減の一環として、2024年4月から当社グループのJX金属苫小牧ケミカル株式会社(社長:齋藤 勝美、以下「JX金属苫小牧ケミカル」)へオンサイトPPAモデルによる太陽光発電設備を導入しました。
当社グループではこれまで、磯原工場、倉見工場、台湾日鉱金属股份有限公司龍潭工場、東邦チタニウム株式会社若松工場など、国内外の各拠点で太陽光発電の採用を進めています。この度新たにJX金属苫小牧ケミカルでオンサイトPPAモデル(※)による導入を行いました。PPAモデルの活用は当社グループで5例目となり、敷地内の遊休地を有効活用したオンサイトPPAモデルによる太陽光発電規模としては当社グループ内で最大規模となります。
当社グループでは購入電力のCO₂フリー化を進めており、JX金属苫小牧ケミカルにおいても、既にCO₂フリー電力への切り替えが完了していますが、オンサイトPPAモデルによる太陽光発電設備を導入することで、再生可能エネルギーを長期間にわたって安定的に確保することができます。この度導入した設備により、年間約800トンのCO₂排出量の削減(化石燃料由来の電力との比較)が可能となります。
JX金属苫小牧ケミカルでは、再生可能エネルギーを用いたリサイクル事業を推進することにより、資源循環と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
当社グループでは、CO₂自社排出量を2030年度に2018年度比50%削減、2050年度ネットゼロという目標を掲げています。今後も目標の達成に向けて、各拠点にて再生可能エネルギーの利用や創出に努めてまいります。
以 上
※ Power Purchase Agreementの略。発電事業者が敷地内外への発電設備の設置と運用・保守を実施、発電した電力を需要家に供給する電力購入契約。
JX金属苫小牧ケミカル構内に設置した太陽光発電設備