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2024年度

農福連携事業「内原ファーム」で収穫した農作物の日立市内の子ども食堂への寄付を開始

 当社の日立事業所は、農福連携事業「内原ファーム」で収穫した農作物を、日立市内の子ども食堂へ寄付する取り組みをはじめました。

 

 当社グループでは、地域社会とともに、多様な方々が活躍できる社会の実現に向けて様々な取り組みを進めています。今回の取り組みもその一環であり、障がいのある8名のメンバーにより、内原ファームで育てられた約20種類の減農薬野菜などを、社会福祉法人日立市社会福祉協議会を通じて、市内11カ所の子ども食堂に、定期的に届けるものです。

 9月12日は、初回の寄付に際しての贈呈式が行われ、じゃがいもやかぼちゃ約60Kgが提供されました。贈呈式では、日立事業所副所長の大久保から「内原ファームのメンバーが心を込めて生産した農作物を、当社創業の地日立市で、次世代を担う多くの子供たちに届けられることを大変嬉しく思う。」と挨拶がありました。続いて、日立市社会福祉協議会の梶山隆範会長(日立市副市長)から「日立市内の子ども食堂では、延べ年間約9,000人の子供たちに温かな栄養のある食事が提供されているが、食材の調達は大きな課題となっている。このような中、定期的に野菜をいただけることはとても有難く、『みんなでつくる子ども食堂』の運営に大きく貢献するものと期待している」とお礼の言葉がありました。

 

 内原ファームで収穫した農作物を子ども食堂へ寄付する取り組みは、倉見地区(神奈川県寒川町)に続き2地域目となります。今後当社グループでは、各地域での子ども食堂への農作物の寄付にとどまらず、内原ファームのメンバーが子どもたちに農業の楽しさや難しさを語る食育活動や、子どもたちを内原ファームに招待する企画など、農業と児童福祉をかけあわせた取り組みを進めることで、次世代を担う子どもたちを支えるとともに、多様な方々が活躍できる社会の実現に貢献していきたいと考えています。

 

茨城県水戸市内原にある農業専門学校「日本農業実践学園」の協力のもと行っている農福連携事業です。詳細は20231114日付ニュースリリース「農福連携事業『内原ファーム』の活動開始について」をご覧ください。

 

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贈呈式の様子((左)大久保周史 日立事業所副所長 (右)梶山隆範 日立市社会福祉協議会会長)