ニュースリリース
2017年度
2018年1月 4日
JX金属株式会社
2018年 社長年頭挨拶について
当社社長 大井滋の年頭挨拶の要旨は、次のとおりです。
1.JXTGグループ中核企業としてのプレゼンス向上(より高い収益基盤の確立)
昨年の非鉄金属業界は、金属価格の上昇や為替の円安、電子材料の需要好調など事業環境は改善した。当社においても、チリのカセロネス銅鉱山における大雪と強風による停電の影響で減産はあったものの、前年比で増収増益の見込みである。
昨年4月にはJXTGグループが誕生し、2017-2019中期経営計画がスタートした。当社もJXTGグループ中核企業として、より高い収益基盤の確立を実現しプレゼンス向上に努めていかなければならない。
また、事業環境を踏まえれば、「コンプライアンスの徹底」、「安全防災・環境保全の確保」、「人材の育成・組織の活性化」といった課題に全社員一丸となって重点的に取り組み、発展・飛躍の年にしたい。
2.基幹事業の収益力強化(中期経営計画の推進)
2018年度は2017-2019中期経営計画の2年目となる。上記の課題だけでなく中期経営計画で掲げた目標を睨みつつ、次の成長に向けた姿の具体化を進めていく。「基幹事業の収益力の強化」を目的に4つの主要事業において、カセロネス銅鉱山の安定操業の確立と収益力強化(資源開発事業)、各製錬所のコスト競争力強化(金属製錬事業)、電材製品の受注増に対応し得る体制の早期構築(電材加工事業)、資源回収のグローバルネットワーク構築(環境リサイクル事業)などに取り組んでいく。
また、本格的なIoT社会の到来に備えた技術開発などを推進し、「次世代の柱となる技術立脚型事業群の育成・強化」を目指していく。