ニュースリリース
2024年度
2024年11月11日
JX金属株式会社
タツタ電線株式会社の完全子会社化に関するお知らせ
2024年10月21日開催のタツタ電線株式会社(社長:森元 昌平、以下「タツタ電線」)の臨時株主総会においてタツタ電線株式の併合に関する議案が承認され、本日、その効力が発生いたしました。これに伴い、タツタ電線はJX金属株式会社(社長:林 陽一、以下「当社」)の完全子会社となりましたので、お知らせいたします。
当社は、「2040年JX金属グループ長期ビジョン」において「装置産業型企業」から「技術立脚型企業」への転身により、激化する国際競争の中にあっても持続的成長と高収益体質を実現し、半導体材料・情報通信材料のグローバルリーダーとして持続可能な社会の実現に貢献することを基本方針としています。この方針の下、半導体材料セグメントと情報通信材料セグメントからなるフォーカス事業を成長戦略のコアとして位置づけ、先端素材分野での技術の差別化や市場創造を通じて、市場成長以上の利益成長を目指しています。
タツタ電線は、祖業である電線・ケーブル分野を維持しつつ、機能性フィルム事業や機能性ペースト事業などの電子材料分野において更なる強化を図っており、独創的な先端部品・素材を供給するニッチトップのサプライヤーとなることを目指しています。
このように、両社は将来のビジョンにおいて方向性を同じくする中、新体制の下で、これまで以上に経営資源の効率的活用、重要技術における更なる連携、事業競争力強化の推進などを通じて経営基盤の強化を図るとともに、両社の更なる成長とビジョンの実現に取り組んでまいります。
今後も当社グループは、長期ビジョンの実現に向けてグループ一丸となって取り組み、株式価値の向上を図るとともに、先端素材で社会の発展と革新に貢献することを目指してまいります。
以 上
商号 | タツタ電線株式会社 |
設立 |
1945(昭和20)年9月28日 |
本社 | 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 |
工場・支店 | 大阪工場、京都工場、タツタテクニカルセンター、仙台工場、東京支店 |
資本金 | 6,676百万円(2024年3月31日現在) |
主要製品 | 電線・ケーブル、電子材料、センサー&メディカル製品 |
売上高 |
2024年3月期 <連結> 64,119百万円 <単体> 61,317百万円 |
従業員 |
2024年3月期 <連結> 1,050名 |