ニュースリリース
2025年度
2025年6月30日
JX金属株式会社
JX金属株式会社、タツタ電線株式会社、東邦チタニウム株式会社による人材連携協定の締結について ―人材流出の防止に向けグループ内における相互受け入れを開始―
JX金属株式会社(社長:林 陽一)、JX金属の100%子会社であるタツタ電線株式会社(社長:森元 昌平)、東邦チタニウム株式会社(社長:山尾 康二、以下「東邦チタニウム」)の3社は、人材連携協定を締結し、相互の人材を受け入れる施策を開始することといたしました。本年7月より運用を開始いたします。
JX金属グループ2040年長期ビジョンでは、「装置産業型企業」から「技術立脚型企業」へと転身し、先端素材を通じて社会の発展と革新に貢献するグローバル企業を目指すことを掲げています。また、東邦チタニウムでは「2030年ありたい姿」として「先進素材と技術を創出し 環境変化への柔軟性を持つ 高収益企業となり 高度循環型社会の発展に貢献する」ことを目指しています。このビジョンの達成のために最も重要なのが「人」の力であり、国内で労働人口の減少が進む中、新規採用に加えて、人材の確保・流出防止が喫緊の課題となっています。このような背景のもと、各社では従業員のライフステージの変化に対応した働き方の整備を進めており、本協定もこうした取り組みの一環となります。
本協定では、配偶者の転勤や家族の育児、介護など、家庭内の事情により引っ越しが必要となり、所属会社での勤務が不可能となるような場合等に、3社とそのグループ会社間で相互に人材の受け入れを行うことができるようになります。3社とそのグループ会社はそれぞれ国内外の異なる地域に多数の拠点を有しているため、従来であれば退職せざるを得なかった従業員の離職防止につながることを期待しています。また本協定ではこの他にも、人材の育成や採用等、各社の知見およびネットワークを活用できる事項などについて、3社間で連携を行っていくこととしています。
以上