マテリアリティ 1
地球環境保全への貢献

当社グループは事業活動が環境へ及ぼす影響を十分に認識し、資源と素材の生産性を高める技術開発の推進により、地球規模の環境保全に貢献することを基本方針としています。また、事業の遂行にあたっては、サプライチェーンのあらゆる段階において環境負荷を低減することを追求しています。

■KPIと進捗状況

評価: 達成・順調 未達

KPI 2023年度実績・進捗 評価
リサイクル原料比率:
リサイクル原料品目の拡大
銅製錬におけるリサイクル原料比率(原料投入比率もしくは製品中の含有比率)を2040年に50%以上に引き上げる目標に向け、
リサイクル原料増処理に向けた設備増設や新規プロセスの調査・試験などに取り組みました。
CO2自社総排出量:
2050年度CO2ネットゼロ、
2030年度50%削減(2018年度比)
に向けた取り組みの推進
目標達成に向け発足したカーボンフリー委員会を通じた活動を継続し、各拠点でのCO2フリー電力の導入やネットゼロに向けた
事業部別のロードマップの作成をはじめとする脱炭素に向けた各種取り組みを推進しました。
埋立処分比率:
2023年度1%未満
環境に及ぼす影響を最小限に抑えることを目的として、廃棄物を削減すべく埋立処分比率1%未満を維持する目標を掲げています。
2023年度の埋立処分比率は0.99%でした。

地球環境保全に向けた「三本柱」

脱炭素、資源循環、ネイチャーポジティブといった、環境保全に向けたテーマは相互に連関しています。よって、環境問題や持続可能性の課題を総合的に解決するためには、単一の取り組みではなく、より統合的なアプローチが必要です。当社グループでは、環境基本方針のもと、「脱炭素」「資源循環」「ネイチャーポジティブ」を、地球環境保全に向けた取り組みの「三本柱」に設定し、統合的に推進しています。