
マテリアリティ 6
ガバナンスの強化
社会が大きく変化していく中で事業を遂行し、長期的に企業価値を高めていくためには、ステークホルダーの皆様からの信頼を得ることが不可欠です。当社グループでは、コンプライアンスの徹底やリスクマネジメント活動の推進などにより経営の健全性と透明性を高め、ガバナンスの強化に努めています。
■KPIと進捗状況
評価: 達成・順調 未達
KPI | 2024年度実績・進捗 | 自社評価 |
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事業特性・社会動向等を踏まえた コンプライアンス研修の実施 |
当社グループでは、役員・従業員のコンプライアンス知識・意識向上を目的として毎年度、さまざまなコンプライアンス研修を実施しています。 2024年度は例年実施している階層別のコンプライアンス研修に加え、当社グループ全体を対象とするコンプライアンス全般に係る研修を実施したほか、事業特性や社会動向等を踏まえ、ハラスメント研修、安全保障貿易管理教育などを実施し、さらに、当社の株式上場を踏まえ、インサイダー取引防止に関する研修を行いました。 |
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全社的リスクマネジメント体制の 着実な運用 |
当社グループでは、リスクマネジメントのガイドラインである「ISO31000」を参考にして構築した全社的リスクマネジメント(ERM)に基づく活動に取り組んでいます。2024年度も、ERMを企業価値の向上により資する取り組みとするべく定めた「JX金属グループのERMのあるべき姿」の達成に向け、ERMの仕組みの継続的な改善に取り組みました。改善にあたっては、外部機関の成熟度モデルを活用し、現状とのギャップを分析した上で、従来の運用改善や対策となる施策を企画・実施しました。 |