イベント・お知らせ

　7月15日、JX金属株式会社は、東京大学 大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻の講義受講生を対象とした本社見学およびワークショップを実施しました。

　

　当社では未来を担う学生や子どもたちに銅をはじめとする非鉄金属の重要性やその魅力を知ってもらうべく、次世代育成活動を積極的に進めており、当イベントもこれら活動の一環として実施したものとなります。当社は同大学の生産技術研究所と2012年に「非鉄金属資源循環工学寄付研究部門（ＪＸ金属寄付ユニット）」を設置し、産学連携で次世代育成に取り組んでいます。2022年より開始した第3期の活動^※1ではSTEAM教育^※2関連活動に注力しております。当該連携をきっかけの一つとして、当イベントを行うこととなりました。

　

　当日は、学生32名と同研究所に所属するマテリアル工学専攻の教員8名が本社オフィスを訪れ、SQUARE LAB（ショールーム）の見学や、仮想現実（VR）を用いた佐賀関製錬所の操業現場の疑似体験などを通して、銅を中心とした非鉄金属素材がどのようなプロセスを経て社会に提供され、その発展に役立っているかについて学んでいただきました。また、「次世代通信・センサーによる未来」と題して、次世代の技術・商品開発をテーマとしたワークショップを開催し、活発なディスカッションが行われました。

　

　参加者からは「次世代通信だけでなく、幅広い分野で非鉄金属が活用されていることが理解できた」「SQUARE LAB、VRやワークショップを通じて、工場に行かずして、工場見学に相当する学びがあった」などの感想が寄せられました。当社にとっても、学生の皆さんの既存の考え方に捉われないアイデアから新鮮な気付きを得ることができ、貴重な経験となりました。

　

※1　詳しくは以下お知らせをご覧ください
東京大学　非鉄金属資源循環工学寄付研究部門（ＪＸ金属寄付ユニット）第3期を開始しました | 2021年度 | ＪＸ金属 (jx-group.co.jp)

※2　STEAM教育：Science、Technology、Engineering、Art、Mathematicsの5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた分野横断的な教育理念