イベント・お知らせ

　9/25（月）、スーパーサイエンスハイスクールにも指定されている東京都立日比谷高等学校の生徒たちが、当社の本社オフィスへ見学に訪れました。当社では未来を担う学生や子どもたちに銅をはじめとする非鉄金属の重要性やその魅力を知ってもらうべく、次世代育成活動を積極的に進めています。当イベントもこれら活動の一環として、「企業訪問を通して日本の産業界を肌で感じ、科学的なものの見方、考え方を身につけること」を目的に、東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス（ONG）との協働の下で開催されました。

　当日は、学校自体は休みでありがなら、産業界および金属に高い興味・関心を持つ生徒16名が参加しました。イベントの初めには、東京大学生産技術研究所所長の岡部 徹先生より、日本の産業における金属の重要性や、レアメタルのリサイクルに関する研究の夢とロマン、学生たちの進路・将来について等、幅広い内容についてご講演いただきました。

　その後、SQUARE LAB（ショールーム）の見学や、仮想現実（VR）を用いた佐賀関製錬所の操業現場の疑似見学体験、当社常務執行役員である中村 祐一郎による自身のキャリアについての講演等を通して、非鉄金属素材の魅力や日本の産業界について学んでいただきました。

　イベント後に行われたアンケートでは、参加者から「マテリアル工学やその関連企業が実際どんなものなのか全然イメージが湧いてなかったけれど、すごく具体的になった。」「今まで無機化学の分野は興味が湧かなかったのですが、実生活との結びつきを知れて金属にも興味を持てました。」「工学系の中でもどのような進路にするか、今後選択していく上ですごく参考になる経験になった。」などの感想が寄せられました。

　当社は今後も、こうしたイベントに積極的に実施し、次世代を担う世代に対して非鉄金属の重要性やその魅力・可能性を発信してまいります。