ニュースリリース

ＪＸ金属株式会社（社長：林 陽一、以下「当社」）は、本年7月1日付で下記のとおり組織改正を行いますので、お知らせいたします。

　

記

　

（1）「技術本部製造DX推進部」の機能を、「経営企画部（構造改革/DX担当）」、「技術本部情報システム部（DX推進担当）」、「技術本部設備技術部（プロセス担当）」「技術開発センターシミュレーショングループ」に移管

　

急速な生成AI技術の進化など、最新デジタル技術の活用を通じた各種変革を迅速かつ強力に推進することの重要性が増大しつつある。こうした状況を踏まえ、企業価値のさらなる向上と変革の加速を目的として、製造DX推進部を廃止し、関連機能を経営企画部（構造改革/DX担当）と技術本部の各組織へと移管する。これにより、経営企画部がDX推進に関しても全社横断的な戦略立案と実行促進を担う体制とし、技術本部内の各組織は専門性を活かした技術的支援に特化する体制へと移行する。この再編により、全社経営的な視点からの既存業務の見直しと部門間連携の強化を図り、デジタル技術の活用を通じたより総合的な変革を推進する。

　

（2）「総務部」の情報セキュリティ担当機能を「技術本部品質管理部」に移管し、「技術本部品質マネジメント部」へと改称

　

情報セキュリティマネジメントについては、これまで総務部のISMS(※1)事務局が適切に運営・管轄していたが、今後の更なるISMSの実効性向上、グループ会社への適用拡大のためには、他のマネジメントシステムと連携した効率的な運用が望ましいことから、その機能を技術本部品質管理部へ移管する。これに伴い、品質管理部を「品質マネジメント部」へと改称する。マネジメントレビューや内部監査、教育・訓練など、ISMSとQMSに共通する管理業務の効率化/統合を図ることで、より効果的な運用体制を構築していく。

以上　

　

※1 ISMS: Information Security Management System の略称。組織が情報の安全性を確保するための仕組みです。具体的には、情報の機密性、完全性、可用性を確保し、情報資産を保護することを目的としています。

※2 QMS: Quality Management Systemの略称。組織が製品やサービスの品質を継続的に維持・改善するための仕組みを指します。