ニュースリリース

　ＪＸ金属株式会社（社長：林　陽一、以下「当社」）の海外子会社であるJX Advanced Metals USA, Inc. (社長：桑原　真砂、以下「JXUSA」) は、2025年および2026年に、地元教育財団である" Maricopa County Community College District Foundation" と"The Queen Creek School Education Foundation"に対しそれぞれ年間各15,000ドル、合計60,000ドルの寄付を行うこととしました。

　

　" Maricopa County Community College District Foundation" は、アメリカ合衆国アリゾナ州マリコパ郡所在のコミュニティカレッジの学生向け奨学金の資金調達、管理、分配を行う非営利団体です。今般の寄付金はMesa Community Collegeに入学し、科学・技術・工学・数学のいずれかを専攻する学生に対する奨学金として活用されます。また、The Queen Creek School Education Foundationは、アリゾナ州クイーンクリーク市に所在する高校に通う学生向けに奨学金を管理・提供する団体です。寄付金は、成績などの基準に基づき、大学進学を支援するための奨学金として活用されます。

　

　半導体の多層化・微細化の進展及び生成AIの普及に伴うデータ転送の高速・大容量化を背景に、半導体ロジック・メモリ市場は引き続き拡大することが見込まれています。このような市場成長を捕捉すべく、当社は、アリゾナ州メサ市に新工場を建設し、半導体用スパッタリングターゲットの下工程の大幅な能力増強を行いました。将来的には、先端半導体材料をはじめとする製品を扱う当社の北米地区の一大拠点とすることを目指しています。
　当社グループでは、社会貢献活動を通じて地域コミュニティとの関係をより深めることを目指し、国内外の各事業拠点で地域に根差した取り組みを進めています。また、当社グループは新規材料の開発、次世代を担う人材の育成などを目的として、アカデミアとの連携を積極的に推進しています。今回の寄付活動もこうした取り組みの一環となります。

　

　今後も当社グループは、地域社会および次世代育成の取り組みを積極的に行っていきます。

以　上

Maricopa County Community College District Foundationへの小切手授与式