ニュースリリース
2026年度
2026年10月23日
株式会社日立製作所
JX金属株式会社
日立工業専修学校
日立製作所とJX金属、日立工業専修学校における人財育成の連携を開始
―日立工業専修学校を拠点とし、地域産業を支えるモノづくり人財の育成を推進―
株式会社日立製作所(以下、日立製作所)とJX金属株式会社(以下、JX金属)は、日立製作所が運営する企業内高等専修学校である日立工業専修学校において、人財育成の連携を開始します。具体的には、2027年4月の入学生より、日立工業専修学校卒業後に、日立グループに加えJX金属への進路選択が可能となります。
日立製作所とJX金属は、日立鉱山にルーツを持つ企業として、創業の地である茨城県日立市において、モノづくり産業を支える次世代人財の育成に取り組んできました。今回の日立工業専修学校における連携は、地域の将来を担う人財を企業の枠を超えて共に育成していく新たな取り組みとして実施するものです。JX金属は、日立工業専修学校が有する人財育成基盤やフィジカルAI人財育成カリキュラムを活用し、将来の事業を支える高度なモノづくり人財の育成・確保を推進します。また、日立製作所および日立工業専修学校は、地域企業との連携を通じて、生徒の進路選択の幅を広げ、地域産業を支えるモノづくり人財の育成に貢献します。
背景
日立工業専修学校は、地域産業の発展を支えるモノづくり人財の育成に取り組んでおり、創立以来115年の歴史において、1万人を超えるモノづくり人財を日立グループに輩出しています。現在、社会インフラや産業分野では、維持・管理すべき設備やシステムが拡大を続ける一方で、労働力不足や熟練技術者不足といった課題に直面しており、この解決に期待されているのが、現場の状況を理解し、自律的な判断や制御を支援するフィジカルAIです。こうした技術を現場で活用できる人財の育成が重要となっていることから、日立工業専修学校では、2026年度から、AIとロボット等の実世界を結び付けるフィジカルAIの活用を見据えた新たな人財育成カリキュラムを導入しました*1。
一方、JXグループは、半導体材料や情報通信材料をはじめとする先端素材の製造・開発から、それらを支える資源開発、製錬・リサイクルまで一貫した事業を展開しています。こうした幅広い事業の成長と技術革新を支える高度なモノづくり人財の育成・確保を、重要な経営課題の一つとして位置付けています。
*1
日立工業専修学校、サイバーとフィジカルを融合した先進教育システムを日本で初めて全面導入:2026年4月6日
具体的な連携内容
日立工業専修学校では、これまで卒業生の進路を日立グループとしてきましたが、2027年4月の入学生からは、日立グループに加えJX金属への進路選択が可能となります。 生徒は3年間、電気・機械・溶接などの基礎的な知識・技能に加え、デジタル技術と実習を組み合わせたカリキュラムを通じて、フィジカルAI時代のモノづくりに必要な知識と技能を学びます。
また、本連携の一環として、JX金属の事業に関連する授業や講義の実施についても検討を進めています。本連携を通じて生徒のキャリア形成を支援するとともに、モノづくりの現場や事業成長を支える人財の育成・確保を目指します。
今後の展望
本連携は、日立製作所および日立工業専修学校が地域企業と連携しながらモノづくり人財の育成を進める新たな取り組みの第一歩となるものです。本連携を通じ、日立製作所とJX金属は、日立鉱山にルーツを持つ企業として、創業の地である日立市とのつながりを大切にしながら、未来を担う世代の学びと成長を支援し、地域産業の持続的な発展に貢献していきます。
さらに、日立製作所は、今後自治体や大学等の教育機関とも連携し、日立市をモノづくり人財育成の拠点とし、より高度な学びができる場所へと進化させる地域共創の取り組みも推進していきます。
日立工業専修学校について
https://www.hitachi-tech.ac.jp/
日立製作所について
日立製作所は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、https://www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。
JX金属株式会社について
JX金属は、銅やレアメタルなどに関する先端材料のグローバルプレーヤーです。資源の確保から先端材料の開発・製造、リサイクルまで、一貫したサプライチェーンのもとで事業を展開しています。AIデータセンターの高度化・大容量化に欠かせない高付加価値な先端材料の高品質化・高機能化、新規開発および機動的な供給体制の構築を通じて、AI社会の進展を支えています。グループフィロソフィー「価値をつくる。未来をつくる。」のもと、新たな価値の創出に挑戦し続けています。
詳しくは、https://www.jx-nmm.com/をご覧ください。
